御祈願
新宅奉告祭(竣工奉告祭)
建物には自然と神様が宿るという日本古来の風習があります。神様を祝い、もてなす事により福を授かり家族
皆が幸福に過ごす事が出来るといわれています。
建物に宿る神様をもてなす儀式が新宅奉告祭です。
平安時代中期に編纂された「延喜式」には宮殿に災いなく平安である事を祈り祝福する大殿祭
(おほとのほがひ)の祝詞が記されています。
古くから日本では建物に神様が宿るという信仰が有り、その神を祝う事でその建物に住む人々に
も幸せが訪れるといわれてきました。
また、大殿祭に併せ、四方内外を祓う御門祭(みかどのまつり)が行われていました。
今の時代に於いても、我々が住む家は生活していく上でかけがえのないものです。
新しく建てた家、新しく住む家、とそれぞれの環境により、住まう家は違えども、神宿る家に感謝の誠を捧げ、是からの平安を願う気持ちは、今も昔も変わらぬ切なる願いです。
七社神社では、新たに入居する家に神職が伺えない場合も、皆様が七社神社にお越し頂き、新しく住まう事を本殿で奉告します。参拝の記念品に、御富伎玉をお渡ししますので、ご自宅で、新宅祭をご家族皆様で行って下さい。
ご参拝の日時が決まりましたらご予約下さい。
新宅奉告祭 初穂料 1万円からお気持ちお納め下さい。
祈願札、御富伎玉(大)、撤下品をお渡し致します。
なお、神職がお宅に出張して新宅祭を行う事も出来ますので、ご要望の際はご相談下さい。
出向する地域は氏子区域(北区西ヶ原・北区栄町)となりますのでご了承下さい。
御富伎玉(みほぎだま)
御富伎玉は建物に宿る神に捧げる供え物で、家の四方に掛けることにより、神のご加護を受けることができます。
家内安全・除災招福をお祈り申し上げます。
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御富伎玉・大(御祈祷用)
新宅奉告祭の御祈祷を上げられる方には、こちらの御富伎玉(御祈祷用)をお渡しします。
新宅の四方にお掛けください。
初穂料:1万円~ -
御富伎玉(授与用)
御富伎玉のみ希望される方は授与所にてお頒ちしております。
社務所の授与所窓口までお越しください。
初穂料:2,000円
●御富伎玉の掛け方
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まず四隅に掛ける場所を用意し 東北隅・・・青玉(青龍) → 東南隅・・・赤玉(朱雀) → 西南隅・・・白玉(白虎) → 西北隅・・・黄玉(玄武) の順にお掛けください。
御富伎玉は神様に供えるものですので、一日ほどお掛けください。(掛けたままでも結構です)
お供え後の御富伎玉は記念にお持ちください。不要の場合は七社神社の古札納所にお納めくださ
い。