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厄年と八方塞がりの違いとは? 運気が変わるサインと安心して過ごすための準備
「最近、どうも物事がスムーズに運ばない」「出口が見えない閉塞感がある」。こうした不調を感じた際、それが「厄年」のせいなのか「八方塞がり」のせいなのか、混同されている方が多く見受けられます。
結論から申し上げれば、この二つは全く異なる由来と性質を持つものです。厄年は陰陽道を起源とし、個人の年齢に基づく人生の節目を示す概念です。一方、八方塞がりは九星気学における星の巡りに基づく方位の概念で、自分の本命星が中央に位置し、どの方角へ動いても凶とされる年回りのことを指します。
それぞれの違いを正しく理解し、適切に対処することで、暗いトンネルから抜け出すヒントが見えてきます。

目次
厄年と八方塞がりの違い
まずは違いを整理しておきましょう。以下の表は、それぞれの特徴を簡潔にまとめたものです。
| 特徴 | 厄年 | 八方塞がり |
| 由来 | 陰陽道に基づく身体・社会的な人生の節目 | 九星気学による星回り(方位学) |
| 対象 | 男女で異なる年齢(数え年で計算) | 男女共通(9年周期) |
| 該当年齢 (女性の例) |
19歳・33歳・37歳・61歳が本厄 (前後に前厄・後厄あり) |
1歳・10歳・19歳・28歳・37歳 ・46歳・55歳・64歳… |
| 意味合い | 心身の転換期・注意期 | 物事の停滞・方位の凶 |
| 主な祈祷 | 厄除け(厄難消除) | 方除(方位除け) |
厄年は「個人の成長サイクル」に伴うもの、八方塞がりは「宇宙や自然の法則」に伴うもの、と捉えると分かりやすいでしょう。
注意が必要なのは、厄年と八方塞がりが同じ年に重なることもあるということです。例えば、女性の場合、数え年19歳と37歳は厄年でありながら、本命星の巡りによっては八方塞がりにも該当する可能性があります。こうした年には、厄除けと方除けの両方のご祈祷を受けることをおすすめします。
運気が変わる「停滞のサイン」
厄年や八方塞がりの時期に入ると、日常生活にいくつかの予兆が現れることがあります。
- 良かれと思ってやったことが、裏目に出ることが増える。
- これまで気にならなかった小さなことに、強いストレスを感じるようになる。
- 十分な睡眠を取っているはずなのに、疲れが取れにくくなる。
- 周囲とのコミュニケーションにズレが生じ、誤解が増え始める。
- 新しいことを始めようとしても、タイミングが合わず進まない。
これらは、決してあなたが悪いわけではありません。単に「今は積極的に動く時期ではない」という自然界からのメッセージです。こうしたサインを感じたら、無理に前に進もうとせず、一度立ち止まって自分の状態を見つめ直すことが大切です。

八方塞がりの時期にこそ必要な「足固め」
八方塞がりの年は、文字通り四方八方を塞がれたように感じ、新しいことに挑戦しても壁に突き当たることが多い時期です。
しかし、これは「上に伸びる」のではなく「下に根を張る」時期であると解釈してください。
九星気学では、本命星が中央に位置する年は、自分自身を見つめ直し、内面を充実させるべき時期とされています。新しい事業を始める、家を建てる、結婚するといった大きな変化は、信頼できる誰かに相談し、慎重に進める必要があります。
一方で、今の仕事を深める、資格取得のための勉強を始める、家の手入れをするといった「現状を維持・強化する行動」には非常に適した時期です。種まきの時期と考え、次の好機が訪れたときにすぐ動けるよう準備しておきましょう。
2026年(令和8年)は一白水星の方が八方塞がりに該当しますので、ご自身の本命星を確認してみてください。

当神社では、八方塞がりに該当する方に対し、方位の災いを除ける「方除(ほうよけ)」の祈祷を執り行っています。方除は、方位学に基づく凶方位の影響を緩和し、日々の生活を安心して送れるようお清めするご祈祷です。
安心して過ごすためのチェックリスト
不調を感じる時期を乗り越えるために、以下の4つのポイントを意識してみてください。
独断を避ける
自分の視界が狭くなっている時期だと認識し、他人の意見を鏡として活用しましょう。大きな決断を急がず、家族や信頼できる友人に相談することで、冷静な判断ができます。
「今」を大切にする
未来の不安や過去の後悔に囚われず、目の前のルーチンを丁寧に行うことが、心の安定を生みます。毎日の小さな習慣を大切にすることで、気持ちが前向きになっていきます。
心身の浄化を心がける
定期的に神社へ足を運び、参道の空気や手水舎の水に触れることで、蓄積した邪気をリセットしましょう。月に一度の参拝を習慣にすると、心が自然と落ち着いていきます。
体調管理を怠らない
停滞期は免疫力が落ちやすい時期でもあります。十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を心がけ、体の声に耳を傾けてください。

停滞は飛躍のための準備期間
厄年も八方塞がりも、永遠に続くものではありません。むしろ、この時期にしっかりと土台を固めた人ほど、運気が開けた時に高く飛ぶことができます。竹が節を作る時期があるからこそ強く真っすぐ伸びるように、人生の「節」の時期を大切に過ごすことが、その後の成長につながるのです。
当神社は、皆様がこの停滞期を「ただ耐える時間」ではなく「自分を磨く時間」に変えられるよう、寄り添い続けます。
よくある質問(FAQ)
Q. 厄年と八方塞がりは同時に来ることがありますか?
A. はい、あります。厄年は年齢に基づくもの、八方塞がりは九星気学の星回りに基づくものなので、同じ年に重なることがあります。その場合は、厄除け祈祷と方除け祈祷の両方を受けることをおすすめします。当神社ではどちらのご祈祷も承っておりますので、お気軽にご相談ください。
Q. 八方塞がりの年はいつわかりますか?
A. 八方塞がりは九星気学における本命星が中央に来る年です。生まれ年から本命星を割り出し、9年周期で巡ってきます。2026年(令和8年)は一白水星の方が八方塞がりに該当します。ご自身の本命星がわからない場合は、神社の社務所でもお調べいたします。
Q. 方除(方位除け)の祈祷はいつ受ければ良いですか?
A. 年の初め(1月〜2月の節分まで)に受けるのが一般的ですが、一年を通じていつでもお受けいただけます。引っ越しや旅行など、方位が気になる行事の前に受ける方も多くいらっしゃいます。
Q. 八方塞がりの年にやってはいけないことはありますか?
A. 「絶対にやってはいけないこと」は特にありませんが、新規事業の立ち上げ、転居、大きな買い物など、人生を大きく変える決断は慎重に行うことが推奨されています。方除のご祈祷を受けた上で、信頼できる人に相談しながら進めると安心です。
Q. 厄除けと方除けは一緒に受けられますか?
A. はい、同日に両方のご祈祷をお受けいただくことが可能です。厄年と八方塞がりが重なる年は、両方の祈祷を受ける方が多くいらっしゃいます。詳しくは社務所までお問い合わせください。(初穂料はそれぞれにご用意をお願いしております。)
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