御由緒
渋沢栄一翁と七社神社
七社神社の氏子であった渋沢栄一翁
明治十二年渋沢栄一翁は西ヶ原村内に飛鳥山邸(別荘)を構え、明治三十四年には飛鳥山邸を本邸とし七社神社の氏子となりました。
崇敬心も篤く大正九年には、渋沢栄一翁を筆頭とする諸氏の寄付により社務所が建築されました。
社務所は昭和四十二年に建て替えられましたが、本殿・拝殿の建築にも寄与された御心が伺われ、現在も渋沢栄一翁揮毫の社額・掛け軸を始め、古河家等諸氏の奉納品が神社に納められています。
渋沢栄一翁ゆかりのもの
◀︎▲【渋沢栄一翁揮毫の社額】
七社神社・西ヶ原の人々と渋沢栄一(渋沢史料館・史料館だより)
https://www.shibusawa.or.jp/museum/newsletter/365.html
◀︎▲【天照皇大神の掛け軸】
七社神社が遷座する前より鎮座している一本杉神明宮の御祭神と七社神社の御祭神を渋沢栄一翁が揮毫された掛け軸。
◀︎▲【論語の一節を渋沢栄一翁が揮毫された額】
青淵書とある。
「論語 顔淵第十二 二十四」
曾子曰 君子以文會友 以友輔仁
そうしいわく くんしはぶんをもってともをかいし ともをもってじんをたすく
曾先生がいわれた。「君子は、教養を中心にして友人と相会し、友情によって仁をたすけあうものである」(下村湖人『現代訳論語』)
◀︎▲【渋沢栄一翁造立の「枯松を祭る文の碑」】
令和2年12月、渋沢栄一翁造立の「祭枯松文」碑が境内に移設されました。
渋沢栄一翁が、「飛鳥山別業南園」にあった松が枯れたことを深く悲しみ、友人の漢学者・三島中洲に文章の作成を依頼、自ら揮毫して建てた碑です。
枯松を祭る文の碑の解説はこちら
境内でどなたでも拝観可能ですので、ぜひご覧になってください。
渋沢栄一翁のオリジナルイラスト
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©Hoshina Kawase
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御朱印 初穂料500円
七社神社とゆかりの多い渋沢栄一翁を、川瀬ホシナ先生デザインでオリジナルイラストを作成しました。
同イラストを御朱印にも捺印しています。
渋沢栄一翁関係の授与品
◀︎▲商売繁昌・事業繁栄木札(渋沢栄一翁揮毫) 初穂料2,000円
商売繁昌・事業繁栄木札に記されている「七社神社」の文字は渋沢栄一翁揮毫社額の書です。
◀︎▲仕事守 初穂料1,000円
仕事守に記されている「七社神社」の文字は渋沢栄一翁揮毫社額の書です。
◀︎▲成功・発展守 初穂料1,000円
スマートフォンやタブレットなど身近な物に貼り付けてお持ち下さい。
貼り付け面は繰り返し貼り直しが出来るようになっています。
◀︎▲成功・発展絵馬 初穂料1,000円
グランド・オールド・マン(渋沢栄一翁)のシルエットを記しました。
法人祈願のご案内
渋沢栄一翁は約500社にのぼる株式会社、銀行などを設立。経営指導にも尽力し日本近代資本主義の父とも言われます。
その渋沢栄一翁が氏子であり、ゆかりのものも多い七社神社では、多くの企業・法人また、起業される方が社運隆昌や商売繁昌などの願意にて、法人祈願を行っております。
新年祈願や正五九参り(しょうごくまいり)など、企業・法人の繁栄を祈念して祈祷をご奉仕します。
渋沢史料館のご案内
【渋沢史料館外観(写真提供:渋沢史料館)】
七社神社から徒歩3分。渋沢栄一翁の生涯と実績に関する資料を展示している渋沢史料館があります。旧渋沢邸後に建てられ、渋沢栄一翁の活動を広く紹介しています。
【渋沢史料館】
東京都北区西ケ原2-16-1
https://www.shibusawa.or.jp/museum/
※詳しくは渋沢史料館のホームページでご確認下さい。
https://www.shibusawa.or.jp/museum/permanent/
【渋沢史料館本館】 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
【晩香廬・青淵文庫】 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
※イベント開催などによりご覧いただけない場合があります。
休館日
月曜日(祝日・振替休日の場合は開館)
祝日の代休(祝日・振替休日の後の最も近い火曜日〜金曜日の1日)
年末年始(12月28日〜1月4日)
臨時休館日(運営上やむを得ず休館することがあります)